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 「校正紙と印刷物の色が違う」「同じチラシなのに1枚目と1,000枚目とで色が違う」……、これではお客様に、安心して印刷物を発注していただくことができません。中本本店では、このような色再現性のトラブルを防ぐために、カラーマネジメントシステム(以下CMS)を導入して、常に一定の色品質の製品をお客様にお届けしています。

Japan Color準拠の印刷物の運用

CMSとは?
 同じデータを扱っているにもかかわらず、各入出力機器(スキャナ、プルーフ、印刷機など)で色の再現性は異なります。CMSとは、各入出力機器が各印刷会社で設定された標準カラーを常に再現できるように、各機器を調整する基準値を定め、運用するカラーマネジメントシステムです。

Japan Color
 中本本店では、「Japan Color」(日本の標準印刷)を構成する5つの標準ツール(標準インキ/標準用紙/ベタ標準測色値/ベタパッチ色見本/色再現印刷2001)を用い、スキャナ分解・カラーモニタ・プルーフ(DDCP、リモートプルーフ)・デジタル色校正機・印刷・データ交換など、各工程において色の共通指標を用い基準を設け、常に安定した色品質の標準カラーを再現しています。
 テスト刷りした印刷物をあるブランケットメーカーが計測した結果、「Japan Color 2001」のスィートスポットとΔE(色差)が平均約1.5以内の数値が確認でき、中本本店が「Japan Color 2001」に適合していることが証明されました。

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